2024年12月3日

ステンレス24年1―10月 輸入量、23年暦年上回る 過去最多水準も視野

2024年のステンレス輸入量は、前年を大幅に上回る見通しだ。財務省がこのほど発表した貿易統計によると、24年1―10月の輸入量(鋼板・鋼管・条鋼)は、24万6495トンと23年暦年の23万9354トンを上回った。11月以降も1―10月並みの入着が続いた場合、年間輸入量は30万トン前後と、過去最多に近い水準に達する可能性も出てきた。国内メーカーの生産に余力が見られ、店売りの荷動きは盛り上がりに欠けるなど「需要に見合ってない入着が加速している」(メーカー筋)。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社