2024年11月18日
神戸製鋼の9%Ni製品 舶用に鋼材・溶材同時採用 LNG燃料タンクで
神戸製鋼所は18日、同社が提供する9%Ni(ニッケル)関連製品について、新来島どっくグループの新来島豊橋造船で建造される、自動車運搬船のLNG燃料タンクに、鋼材と溶接材料の両面で舶用分野としては初めて同時採用されたと発表した。LNG燃料タンクは脱炭素社会では海運業界で重油からLNGへの燃料転換に必要な製品となり、今回の同時採用はタンクを製造する同グループの新来島サノヤス造船に神鋼の鋼材が初めて納入され実現した。溶接材料は先行採用され、鋼材、溶材での連携による取り組みを今後も推進。GXなど神鋼グループが進める変革「KOBELCO―X」によるサステナビリティー経営を強化する。
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