2024年11月18日

東京地区の表面処理鋼板、車向け落ち込み顕著

 表面処理鋼板は弱含み。市中価格(ベースサイズ、トン当たり)は電気亜鉛めっき鋼板(熱延ベース)が15万1000―15万3000円、溶融亜鉛めっき鋼板(同)が14万5000―14万8000円。主力の建築向けは年初から一貫して低調。家電・弱電向けは底堅さはあるものの、前年対比では減少傾向にある。足元は自動車向けの落ち込みが目立ち、特に日産自動車や系列部品メーカーの生産が低下しているもよう。関東地区では稼働日数を減らして対応しているコイルセンターもある。

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