2024年11月13日

鉄スクラップ輸出11契 関東入札価格4万5180円 300ドル割れ、4年ぶり安値

関東の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)が12日に実施した11月契約分(12月積み)の鉄スクラップ輸出入札の落札価格は、トン当たり4万5180円(H2、FAS=船側渡し)と、10月実施の前回から500円(1%)とわずかに下がった。ドル高・円安の影響で円建ての輸出価格は関東相場を3000円超上回る高値圏を維持した。ただ向け先のアジア諸国の鉄スクラップ需要低迷や海上運賃(フレート)の高騰などが弱気材料となり、ドル建て価格(TTB換算)は295・62ドルと2020年11月実施分以来4年ぶりに300ドルを下回った。





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