2024年11月8日

4―9月 特殊鋼2社、営業増益

特殊鋼専業メーカー5社の2024年4―9月期決算(連結ベース)が7日に出そろった。4―9月期は自動車、建設機械の主力需要分野でマーケットが低迷した結果、売上数量が減少して損益にマイナス影響を及ぼした。前年同期比で営業損益ベースは、原燃料などの市況下落効果やステンレス鋼材の販売増で大同特殊鋼、また売価改善や精密ばね部品の大型案件の量産開始などで三菱製鋼は増益。山陽特殊製鋼と愛知製鋼が減益となり、日本高周波鋼業は損失幅が縮小したものの、2期連続で赤字となった。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社