2024年11月6日

鉄鋼輸出 コロナ時下回る 24年度 年3000万トン強ペース

本年度の鉄鋼輸出量は年率3000万トン強と新型コロナ禍に直面した2020年度(3116万トン)を下回り、00年度以来の低水準で推移している。中国の大量の鋼材輸出で貿易環境が悪化し、4―9月期は1606万トンと前年同期比4・1%減。うち普通鋼鋼材は5・5%減の1105万トンで年率約2100万トンと19年度から1割、10年前に比べ2割強減っている。海外の日系需要家や鉄鋼企業の事業会社の業況も芳しくなく、高炉各社は低調な内需への対応も含め当面、減産の継続を余儀なくされそうだ。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社