2024年11月5日

輸入鋼材 市場揺さぶる 中国材が急増、輸出は減

 国内需要が減る中で増える輸入鋼材が市場を揺さぶり続けている。中国の大量の鋼材輸出によってアジアの需給が緩み、相対的に市況が高い日本に鋼材が流入。普通鋼鋼材の輸入は27年ぶりに年500万トンを超える勢いを見せ、市況の軟化に作用している。一方で鋼材輸出は減り、鉄鋼メーカーの減産対応が続く。中国の低成長や輸出依存は当面変わりそうになく、海外での保護貿易措置の広がりで鉄鋼貿易の異例の事態が長期化する懸念もあり、日本鉄鋼連盟は政府との通商措置の議論を早期に進める考えを示している。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社