2024年10月29日

東京製鉄 スクラップ体積を計測 岡山で試験運用

 東京製鉄は2024年11月から、岡山工場(岡山県倉敷市)でトラック積載容量計測システム「キャパライザー」の試験運用を開始する。これは台貫に設置された3Dレーザースキャナーでスクラップ企業が持ち込んだトラック内の鉄スクラップの容量(体積)を計測するシステム。台貫に車両を載せると重量とともに、荷台のスクラップ体積を計測し、かさ比重を算出する。これまで目視で把握していたスクラップの厚みなどの品種判定要素にかさ比重を加えることで、検収精度を高めることができる可能性がある。「今後、数カ月かけてシステムで得たデータを収集し、スクラップ検収に活用できるかを検討する」(購買担当)。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社