2024年10月28日

大同特殊鋼 新モーターコア材 電磁鋼板を10%上回る磁力 次世代車向け需要対応

 大同特殊鋼は25日、モーターコア材として一般的に使用される電磁鋼板を約10%上回る飽和磁束密度(磁力の強さ)を持ち、加工性にも優れたモーターコア用軟磁性材を開発したと発表した。モーターの小型化、高出力化、加工コストの低減などに貢献することで、電動自動車や電動航空機、ドローンなど次世代モビリティー向けのハイエンドな需要分野への適用を図り、2030年で年間100トン程度の販売を目指していく。29日から幕張メッセで開催される「メタルジャパン東京」で初披露する。

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