2024年10月23日

国内相場 鉄スクラップ先高観後退 中国鋼材下落が影響

国内の鉄スクラップ市況の先高観がやや後退した。10月上旬からの上げ相場の主要因だった中国の鋼材価格の上昇が足元で早くも反落し、アジアの鉄鋼市況の回復期待がしぼんだ。国際価格の指標とされるトルコ向けの鉄スクラップ輸出価格も中旬に反落し、国内価格の上伸力が落ちた。一方で鉄スクラップの海外高・国内安の価格差によって国内メーカーに買値の上げ余地があるほか、堅調な輸出の船積みなど需給を締める要因もあり、相場が続騰する可能性は残る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社