2024年10月23日

全国粗鋼生産上期4.4%減 4184万トン 20年度に次ぐ低水準

全国粗鋼生産量は4―9月期に4183万7000トンと前年同期比4・4%減り、過去半世紀で最低となった2020年度の上半期に次ぐ低水準となった。コロナ禍前の19年度同期を2割近く下回った。減産からの回復が緩やかな自動車分野の鋼材受注は前年比1割近く減少。人手不足や資材高で建築・土木ともに需要の減少が続き、外需依存度の高い産業機械分野は長く低迷している。鋼材輸出も海外市場の環境悪化から減少し、高炉・電炉各社は下期も需要見合いの低生産を余儀なくされている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社