2024年10月17日

9月浦安景況調査 収益「悪化」43%に低下 店売り依然厳しく

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた9月の景況実感調査(対象=143社、回答率96・5%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は前月から10・2ポイント低下の42・8%となり、「改善」や「横ばい」を上回った。改善した企業は7・4ポイント上昇の24・6%、横ばいは2・7ポイント上昇の32・6%。店売り市場を取り巻く環境は依然として厳しく、とりわけ建築分野は需要低迷が顕著で、厚板を扱う組合員は「9月に入っても状況は変わらず、全体的に盛り上がりに欠けている」と述べた。

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