鉄スクラップ輸出 関東入札3カ月ぶり上昇 10契4万5680円、引き合い増

関東の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合（理事長＝南光司・ミナミ社長）が9日に実施した10月契約分（11月積み）の鉄スクラップ輸出入札の落札価格は、トン当たり4万5680円（H2、FAS＝船側渡し）と、9月実施の前回から2960円上がった。上昇は3カ月ぶり。9月末以降、海外からの引き合いが急激に強まり、為替の円安も円建ての輸出価格を上げた。国内相場は輸出価格にけん引されて目先、上昇する可能性が高い。