2024年10月1日

流通3団体経産省ヒア 10―12月見通し 建材需要は最低水準

全国鉄鋼販売業連合会(会長=井上憲二・明治鋼業会長)、全国コイルセンター工業組合(理事長=小河通治・小河商店社長)、全国厚板シヤリング工業組合(理事長=中島克英・富士鉄鋼センター社長)の鉄鋼流通3団体は30日までに経済産業省ヒアリングを行い、2024年度第3四半期(24年10―12月期)の需要見通しを報告した。需要環境は回復の兆しは見えないとし、建材分野は鉄骨・橋梁ともに過去最低レベルの活動水準にあると指摘。造船は国内造船メーカーが4年近くの手持ち工事量を確保、24年度は前年度ほぼ横ばいの270万トン程度とする一方、建産機分野は大幅ダウン。油圧ショベル生産計画は前年度比2割程度下げ、24年暦年上半期の鉄骨需要は193万トンと年間需要量400万トン割れのペースで推移する。





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