2024年8月8日

7―9月生産計画 粗鋼3四期ぶり増2163万トン 内需、自動車減産影響残る

 経済産業省が7日まとめた2024年度第2四半期(7―9月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比1・8%増の2163万トンと3四半期ぶりに増える。鋼材生産は内外需向けともに増える。前年同期比では国内向けが増える一方、輸出向けは減る。内需は建設向けの伸び悩みに自動車減産の影響が残り、外需は中国の輸出圧力が続き、注視が要る。

スポンサーリンク