2024年7月17日

東西市況 鉄スクラップ小幅下落 先週後半の円高進行受け

 国内の鉄スクラップ市況が13日、2カ月半ぶりに小幅で下落した。先週後半の為替の急激な円高進行によって円建ての輸出価格が下がり、国内相場を冷やした。一方、鉄スクラップ母材の発生難などが響いて需給が緩む余地は限定的。相場の下げ幅は地区によって異なるものの、いずれも500円以下の小幅だった。日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉メーカーの購入価格平均、H2、産業新聞調べ)は16日時点でトン当たり5万1300円と、先週末比200円下がった。

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