2024年7月4日

5月末薄板3品在庫横ばい 412万トン、メーカー減産継続

5月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2000トン増の411万9000トンで、増減率ではほぼ横ばいとなった。例年はGW(ゴールデンウイーク)があるため、在庫は大幅に増加するケースが多いが、高炉メーカーを中心にほぼ需要見合いの減産を継続したことで、在庫増加を抑えた。しかし、なお400万トンを超える高い在庫水準が続き、需給改善は足踏み状態。6月末在庫は大幅に減少するケースが多いだけに、今後の動向が注目される。





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