2024年6月27日

流通2団体 経産省ヒア 7―9月見通し、需要低迷

 全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通2団体は26日、経済産業省ヒアリングで2024年度第2四半期(24年7―9月期)の需要見通しを報告した。自動車は認証不正問題による生産への影響が懸念されるほか、家電、電機、建産機も停滞感が漂う。24年度の造船需要は23年度並みの265万トンと予測。建築は大型物件でも資材高騰と人手不足で工期遅延や計画の見直しが散見。物流施設、データセンターには動きも見られるが、鉄骨需要は23年度の391万トンに続き、24年度も400万トン前後、鋼橋は23年度入札量が過去最低の13万8000トンからの回復は見込めず、発注本格化は26年以降の見込みだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社