2024年6月20日

JFE 焼鈍用新バーナー デジタルツイン技術活用 長寿命・低NOx化

JFEスチールは19日、デジタルの仮想空間から現実世界にシミュレートするデジタルツイン技術を活用し、鋼板の冷延・亜鉛めっき工程の焼鈍炉に使われるラジアントチューブバーナーの革新的な開発に成功したと発表した。従来のラジアントチューブバーナーと比べ、バーナーの交換目安となる変形度の6分の1への抑制による長寿命化(約6倍)、NOx(窒素酸化物)発生の30%低減、3%の省エネ化の効果があるほか、従来の約半分の期間での操業運用を実現した。今後、製鉄所内にある各工場設備のバーナーの寿命に合わせ、開発した新タイプのラジアントチューブバーナーへの置き換えを進める方針だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社