2024年6月19日

構造用鋼市況が上伸局面 流通、再販価格1.5万円上げ

構造用鋼市況は1年半ぶりに上伸局面に転じる見通しだ。関東地区などの大手特殊鋼流通は鋼材価格の上昇分とともに諸資材高、各種コスト増分を転嫁するため、今月帳破(20日)前後で再販価格をトン1万5000円引き上げる。先行きの需要動向は不透明感が漂うものの、採算確保に向けて不退転の覚悟で値上げを進める。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社