2024年6月18日

東京製鉄5カ月据え置き 店売り鋼材7契 価格状況見極め

東京製鉄は17日、2024年7月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは5カ月連続となる。会見した小松﨑裕司・取締役常務執行役員営業本部長は、「海外市況は底離れせず、膠着状態にある。国内は建設業、製造業ともに迫力に欠ける需要環境で緩慢な荷動きが続いており、市況は渋い。マーケットは建材、鋼板両品種ともに変化がなく、足踏み状態で販売価格の引き上げは難しい」とし、「需給環境や市況動向の変化とともに、原料やエネルギーなどの価格状況を見極めるため、全品種で販価を据え置く。今後も慎重に販価を設定する」と述べた。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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2024年12月 株式会社産業新聞社