2024年6月12日

鉄鋼商社5社営業減益 コスト高、今期も厳しく 前期実績

 鉄鋼主力商社9社の2024年3月期連結決算が11日出そろったが、海外の市場環境が悪化する一方で国内の鋼材価格が底堅く推移する中、営業利益は日鉄物産、岡谷鋼機、佐藤商事、カノークスの4社が増加し、海外ビジネスのウエートがより高い伊藤忠丸紅鉄鋼、メタルワン、阪和興業、JFE商事、神鋼商事の5社は減少した。純利益は公表する8社のうち岡谷鋼機、佐藤商事、カノークスの3社が増加し、5社が減少。今期は国内外で厳しい環境が続いてコストも一段と増加する見通しで、営業利益予想を公表する7社のうち4社が減益を見込む。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社