2024年6月11日

高原状態の鉄スクラップ相場 輸出高値解消 小反落含み

鉄スクラップ相場は1カ月以上高原状態が続いてきたが、目先で小反落する可能性が出ている。日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉メーカー購入価格平均、H2、産業新聞調べ)は10日時点でトン当たり5万1000円と横ばっているが、ベトナムやバングラデシュの鉄鋼メーカーがこれから夏期減産の時期に入ることから、輸出商談価格が下がる見通し。13日に行われる関東鉄源協同組合の鉄スクラップ輸出入札の落札価格は、5月実施分(5万2590円、H2、FAS=船側渡し)より下がるとの予想が聞かれ、国内相場の下押し材料になる可能性が指摘される。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社