2024年6月5日

鋼材需要 再び視界不良 自動車不正、新たに発覚

国内鋼材需要見通しに再び不透明感が出てきた。高炉メーカーは国内完成車生産として2024年に870万―890万台を想定していたが、トヨタ自動車の生産ライン停止・減産などが相次いだ4月下旬に下方修正した。先月末、自動車メーカーの型式指定申請における不正行為が発覚したため国土交通省は3日、トヨタ、マツダ、ヤマハ発動機に対し同省の基準適合性を確認するまで不正行為のあった車種の出荷停止を指示。これを受けて高炉メーカーではさらなる生産計画の見直しを余儀なくされそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社