2024年6月3日

関東異形棒鋼出荷が低迷 メーカー、販価上げ姿勢継続

関東地区で異形棒鋼の出荷が低迷している。物流と建設の2024年問題、資機材価格の上昇などを背景として、ゼネコンは採算、人材確保の両面から新規建築案件の受注に慎重姿勢を強めており、建設マーケットは停滞気味。一方、人手不足を受けて建設現場の工期が延びるケースが散見され、異形棒鋼の出荷が滞る場面が目立つ。建設市場が正常化に向かうのは「10―12月以降になりそう」(異形棒鋼電炉メーカー)との見方もあり、コスト増に苦しむ異形棒鋼電炉メーカーは逆風下で製品販売価格の引き上げに取り組んでいる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社