2024年4月10日

日本製鉄の船体用厚板 文科省の科学技術賞受賞

日本製鉄は9日、海上・港湾・航空技術研究所、今治造船と「衝突安全性に優れた船体用高延性厚鋼板の開発」で、科学技術に関する開発、理解増進などで顕著な成果を収めたとして「2024年度文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)」を受賞したと発表した。船舶からの大規模油流出を防止、海洋環境保全のため衝突安全性の一層の向上を指向、衝突安全性に優れた船体用高延性厚鋼板を開発。最先端の非線形有限要素法による数値シミュレーションと大型構造実験を駆使、従来規則値の1・5倍以上の鋼材の伸びの目標を技術的に示し、延性向上の冶金原理を確立、厚鋼板の製造条件の高度化、量産化を実現した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社