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2024.12.20
2024年4月1日
自動運転支援システム/愛知製鋼、実証に使用/大阪・関西万博に提供
愛知製鋼は29日、大阪・関西万博での自動運転に向けた実証実験に、同社が開発、商品化を進める自動運転支援システムの「磁気マーカシステム(GMPS)」を提供したと発表した。国内初の観光バスタイプEV車両による自動運転走行実証実験などに使用される
全3ルートで行われる実証実験のうち、GMPSは2ルートで使用。「新大阪駅・大阪駅」ルートの実証は、阪急バスと京阪バスが運行主体で、淀川緊急用河川敷道路の一部区間(約0・6キロメートル)で、2024年2月中旬―3月上旬に実施。高速道路での合流を想定した自動運転バスの走行に向けた実証と、観光バスタイプのEV車両による実証が行われた。
「舞洲駐車場―万博会場」ルートは、大阪市高速電気軌道が運行主体となり、万博パーク&ライド駐車場シャトルバスが走行予定の舞洲・夢洲の公道上(約3・3キロメートル)で、3―4月に実施。信号などインフラ設備と連携した、混在交通下での自動運転レベル4申請に向けた実証を行う(実証実験中は自動運転レベル2で走行)。
GMPSは、独自開発した「MIセンサ」を車両に取り付け、道路に配置した磁気マーカーを検知することで、上空の遮蔽物や天候に左右されずどのような状況でも、安定かつ高精度な自車位置の推定を担う。既にJR東日本気仙沼線BRT自動運転バスで社会実装されており、ドライバー不足が深刻化する中、地域交通網の維持に貢献する。
全3ルートで行われる実証実験のうち、GMPSは2ルートで使用。「新大阪駅・大阪駅」ルートの実証は、阪急バスと京阪バスが運行主体で、淀川緊急用河川敷道路の一部区間(約0・6キロメートル)で、2024年2月中旬―3月上旬に実施。高速道路での合流を想定した自動運転バスの走行に向けた実証と、観光バスタイプのEV車両による実証が行われた。
「舞洲駐車場―万博会場」ルートは、大阪市高速電気軌道が運行主体となり、万博パーク&ライド駐車場シャトルバスが走行予定の舞洲・夢洲の公道上(約3・3キロメートル)で、3―4月に実施。信号などインフラ設備と連携した、混在交通下での自動運転レベル4申請に向けた実証を行う(実証実験中は自動運転レベル2で走行)。
GMPSは、独自開発した「MIセンサ」を車両に取り付け、道路に配置した磁気マーカーを検知することで、上空の遮蔽物や天候に左右されずどのような状況でも、安定かつ高精度な自車位置の推定を担う。既にJR東日本気仙沼線BRT自動運転バスで社会実装されており、ドライバー不足が深刻化する中、地域交通網の維持に貢献する。
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