2024年3月13日

鉄スクラップ輸出価格 関東入札4カ月ぶり下落 3契5万1000円

関東の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)が12日に実施した3月契約分(4月積み)の鉄スクラップ輸出入札の平均落札価格は、トン当たり5万100円(H2、FAS=船側渡し)と、4カ月ぶりに2987円下がった。足元の関東相場を2000―3000円下回る。2月に下落基調に転じた海外市況が昨年11月から続いた落札価格の上昇をくじいた。輸出価格の足元で進行する為替のドル安・円高も、円建ての価格を下押しした。国内相場を冷やすことは確実。市況は13日以降の早い段階で下落する公算が大きい。





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