2024年2月20日

イボキン、営業益25億円へ 解体事業の拡大注力

イボキンは19日にオンラインで2023年12月通期の決算説明会を開き、高橋克実社長と吉田朋子執行役員管理本部長が足元の業績と今後の事業展開を説明した。

 高橋社長は先週に提示した10年後の長期ビジョンについて説明した。33年12月通期の連結売上高は23年比3・5倍の300億円、営業利益は4・3倍の25億円を目指す。成長のエンジンは解体事業だとした。国内の解体市場は1000兆円から3000兆円の巨大マーケットだと述べた。高度経済成長期以降に整備された膨大な建造物が老朽化し、解体の時期を迎えつつあるとした。同社は解体事業の他に、金属スクラップを扱う金属事業と産業廃棄物処理を行う環境事業を展開する。異なる事業の営業担当がチームを組んで営業活動をすることで売上高拡大を狙うと話した。

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