神戸製鋼社長に勝川氏 ＣＮ潮流捉え新商機獲得 4月1日付

神戸製鋼所は9日、代表取締役社長に勝川四志彦副社長（61）が4月1日付で昇格するトップ人事を発表した。山口貢社長（66）は4月1日付で取締役となり、6月下旬の株主総会日付で退任し特任顧問に就く。山口社長は鉄鋼・非鉄など素材系事業や国内外で市場が広がる機械系事業の強化、電力事業の拡大などで収益を大幅に向上させた。勝川次期社長は多様な付加価値の高い商品・サービスを持つ同社グループを率い、カーボンニュートラル（CN）の潮流の中で起こる新たな需要の獲得に向けて総合力を発揮し、さらなる成長を目指す。