2024年2月9日

日鉄神鋼シャーリング、三橋鋼材の事業承継 日鉄Gの厚板加工最適化

 日本製鉄は9日、子会社の日鉄神鋼シャーリング(NSS)、日鉄物産の2社、日鉄物産の子会社の三橋鋼材(大阪府門真市)と、三橋鋼材の鋼材加工事業を本年7月1日を効力発生日として会社分割の方法により、NSSに承継する検討に係る基本合意書を締結したと発表した。三橋鋼材の現拠点は閉鎖、従業員は現行の労働条件でNSSに移籍し、一部設備もNSSへの移設を検討する。生産、物流の効率を高め、日鉄グループの厚板事業で加工部門を最適化する狙い。移管後はNSS堺シーヤリング工場(堺市)の加工出荷量は月間2000トンから2600トンに拡大する。

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