2024年1月17日

鉄スクラップ関東1月契入札 輸出価格上昇5万3081円 地区相場上振れの公算

関東の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)が16日に実施した1月契約分(2月積み)の鉄スクラップ輸出入札の平均落札価格は、トン当たり5万3081円(H2、FAS=船側渡し)だった。前回比で2061円高く、3カ月連続で上昇。足元の関東相場を1500―3000円上回った。大幅な高値の背景には為替のドル高円安と、バングラデシュの堅調な鉄鋼需要がある。関東相場は輸出価格に引っ張られる格好で近日中に上昇する公算が大きい。





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