2023年11月16日

JFE 液体アンモニアタンク用鋼材 試験設備が稼働 倉敷地区に導入

 JFEスチールは16日、液体アンモニア中の鋼材の応力腐食割れ発生のリスク評価を可能とする試験設備をスチール研究所(倉敷地区)に導入、10月末から稼働を開始したと発表した。脱炭素社会へ向け、日本のグリーン成長戦略で火力発電燃料や船舶燃料として利用が期待されるアンモニアは、そのサプライチェーンでのアンモニア貯蔵タンクの大型化を加味、大型化に必要な高強度鋼の開発が求められている。貯蔵・船舶輸送の際の液化アンモニアの応力腐食割れ(SCC)を勘案、発生リスクを適切に評価、高圧ガス保安法に則った建屋と試験設備を建設。材料の耐SCC性を評価できる試験片を浸漬、電気化学測定を実施可能とした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社