2023年11月13日

鉄産懇 不透明な外需動向注視 鋼材輸入増を警戒

鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は10日開催の会議後に足元の需要環境について「国内は緩やかな回復基調は続いているが、海外の需要は不透明感が強く要注視。鋼材輸入の数値が高く、特に溶融亜鉛めっき鋼板の輸入は増加傾向が続いている」と語り、下期は鋼材の直接・間接輸出や輸入を左右する外需の動向が焦点になると指摘した。

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