2023年11月10日

鉄スクラップ関東入札11契 H2輸出価格5万238円

関東の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)が9日に実施した11月契約分(12月積み)の鉄スクラップ輸出入札の平均落札価格は、トン当たり5万238円(H2、FAS=船側渡し)だった。10月実施の前回比で2円高く、わずかだが2カ月ぶりに反発した。アジアの鉄鋼メーカーが不足分の鉄スクラップの補充に動いた。複数の市場関係者は「前月落札分からほぼ横ばいで、足元の関東相場とも同水準」と評価する。ドル高・円安などの高値の材料と、アジアの鉄鋼需要減などの安値要因がそろって「力が相殺された」(商社)もよう。目先の関東相場はおおむね横ばいで推移しそう。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社