2023年10月26日

日本製鉄と日鉄ソリュ、数理最適化で新システム 製鋼計画を高速立案 君津で運用開始

 日本製鉄とグループ会社の日鉄ソリューションズ(NSSOL)は25日、数理最適化技術を使って製鋼工程で生産計画を高速立案する出鋼スケジューリングシステムを共同開発し、このほど東日本製鉄所君津地区で本格的に運用を開始したと発表した。鉄鋼業は鉄鉱石や石炭など数種類の原料からさまざまな鉄鋼製品を造り分けて製造する生産プロセスを持つが、中でも製鋼工程は品種の造り分けに必要な成分調整などを行う重要工程で、計画の生産ロットが数100トンと単位も大きく、コストや取引先への納期などを左右する大きなポイント。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社