2023年10月25日

大同特 生体用低弾性率チタン合金 国内初の量産

大同特殊鋼は24日、従来よりも骨に近いしなやかさを持つ生体用低弾性率チタン合金Ti―15Mo(ASTMF2066)の量産製造を国内メーカーで初めて実現し、本年10月から海外主要顧客への本格販売を開始したと発表した。成長分野である医療用チタン製品の高受注環境に対応するため、22億円を投じ2024年1月に超音波探傷装置を、25年3月までにチタン用真空アーク再溶解炉(VAR)を増設し、医療用チタンの生産量を20%増強。チタン受注量を30年に18年対比で約2倍とし、医療用チタン製品の世界シェアを現状の約10%から、30年に20%に引き上げる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社