2023年10月10日

厚板シヤ工組、8月厚中板切断量3.3%減 出荷14万トン際に減退

 全国厚板シヤリング工業組合がまとめた2023年8月の鋼板流通調査によると、厚中板切断量は前月比3956トン、3・3%減の11万7241トンと減少した。出荷量は同7250トン、4・9%減の14万803トンと下げた。切断量、出荷量とも2カ月連続の減で、切断量は11万トン台に、出荷量は14万トン際まで減退した。月末在庫は同5333トン、1・4%減の37万7936トンと12カ月連続減となった。出荷減にも係らず、在庫率は同9・5ポイント増の268・4%と2カ月続いてアップ、270%に迫った。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社