合同製鉄は7日、2023年9月中間期と24年3月期の連結決算の業績予想を修正すると発表した。
中間予想は売上高を1150億円(従来予想1200億円)に下方修正した。販売数量が当初予想より落ち込む見通し。鉄スクラップが想定より値下がりする見込みのほか、安定操業の維持などを背景に営業利益を80億円(同50億円)、経常利益を90億円(同60億円)、純利益は60億円(同40億円)にそれぞれ上方修正した。中間配当予想も従来の1株当たり90円から110円に引き上げる。
通期予想は売上高を2300億円(同2400億円)に引き下げる一方、営業利益は130億円(同100億円)、経常利益は150億円(同120億円)、純利益は105億円(同85億円)へと引き上げる。期末配当予想は90円で据え置き、年間配当は前期実績と同じ200円の見込み。