2023年7月31日

薄板市況 熱延・酸洗5000―1万円下落

国内薄板市況は割安な輸入鋼材の流入増などが響き、先週までに東西で熱延鋼板(中板)と酸洗鋼板がトン当たり5000―1万円下落した。内外価格差を背景に東アジアからの薄板輸入が高水準で推移する一方、国内需要は主力の建築向けが低迷。商社やコイルセンターなどの大手流通は販価維持に努めてきたが、滞留在庫の増加で堪えきれなくなり、先月から今月にかけて唱えを引き下げる動きが散見される。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社