1
2024.12.24
2023年7月24日
日本製鉄によると形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の6月末在庫量は前月比3・4%増の19万6400トンとなった。2カ月連続増で19万トン台に乗せた。ただ在庫率は同0・2ポイント減の2・63カ月とダウンした。稼働日数が増えたが日当たり出庫は横ばいだった。在庫は東名阪ともプラスとなった。換算鉄骨量は前年の水準が高かった反動で5月は前月比、前年同月比とも減少した。大・中規模の落ち込みが大きかったとしながらも、都市部の再開発など大型プロジェクトは底堅いとみる。在庫も在庫率は下げ「歯抜けもあり、適正よりやや足りない」と分析。建設需要が本格的に盛り上がるのは来年夏場以降とし、残業規制でファブリケーターの稼働は超タイト化すると予測する。在庫について「サイズによって、かなりの歯抜けも見られる」という。
スポンサーリンク