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2024.12.20
2023年7月12日
関東地区の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)が11日に実施した7月契約分(8月積み)の鉄スクラップ輸出入札の落札価格は、トン当たり4万9740円(H2、FAS=船側渡し)だった。6月実施分より1573円高く、2カ月連続で上昇。足元の関東相場より500―1500円前後高い水準となった。鉄鋼需要低迷を背景にアジア諸国の鉄スクラップ輸入は3カ月以上停滞し、メーカーの鉄スクラップ在庫は低調なため、今回の落札は「在庫補充のためのスポット買い」(南理事長)とみられる。高値落札によって関東相場が目先で上振れる公算が大きくなった。
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