2023年7月10日

JFE福山 コークス炉 燃焼最適化 「デジタルツイン」活用 

 JFEスチールは10日、西日本製鉄所・福山地区(広島県福山市)のコークス炉をデジタルツイン技術を活用した設備設計で改造し、省エネルギーとCO2削減効果のある新しい技術を開発したと発表した。デジタルツインはコンピューター上の仮想空間に現実世界と等価なモデル(双子=ツイン)を再現して現実にシミュレートする技術で、コークス炉内の燃焼最適化のための空気量を算出・効率化し、従来比で燃料(主に石炭)使用量の約5%削減、CO2排出量の年間6600トンの削減の効果を実現した。開発投資額は約1億7000万円で、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)の採択事業として助成金3400万円も得ている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社