2023年7月4日

JFE・倉敷 形鋼基幹システム刷新 オープン環境に

JFEスチールは3日、旗艦製鉄所の一つである西日本製鉄所・倉敷地区(岡山県倉敷市)の基幹システムの形鋼品種領域をレガシーシステムから脱却したオープン環境に完全移行したと発表した。3基の高炉を持って24時間連続で操業を続ける大規模製鉄所であり、かつ富士通社製の国産メインフレームのシステムリフレッシュの完了は同社として初めて。投資額は非公表だが、倉敷地区では製鉄所システムリフレッシュとして2021年5月から24年12月までの間に160億円を投じる計画で、今回の形鋼品種領域のリフレッシュはこの一部となるようだ。リフレッシュ作業ではJFEシステムズ(大木哲夫社長)とアクセンチュア(江川昌史社長)が支援・協力した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社