2023年6月22日

流通2団体 経産省ヒア 7―9月見通し 自動車好転、他は伸び悩み 在庫販売盛り上がらず

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合の2団体は21日、経済産業省のヒアリングを実施し、2023年度第2四半期(7―9月期)の見通しを報告した。自動車はトヨタの第2四半期生産計画が87万8000台と高水準で総じて好転を予測する。一方でそれ以外の分野は伸び悩む。建産機は堅調ながら工作機械は受注が減少し始めた。家電・電機も伸展していない。建築は人手不足から中小物件で延期、見直しが顕在化する。このため在庫販売は盛り上がりを欠き、低迷長期化を懸念。価格転嫁も不完全で諸経費上昇の中で低調な荷動きが続けば市況は弱含むとし、先行き不透明感が強まる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社