2023年6月21日

5月 輸出船契約量58%減 手持ち工事は安定

日本船舶輸出組合が20日発表した2023年5月実績は19隻、49万9170総トンで総トン数は前年同期比57・5%減と減少した。3カ月連続減。22年度はコロナ禍からの回復もあって一進一退を繰り返してきたが、22年度末からは大幅な減少が続く。鋼材など資材価格上昇や海上輸送の減少なども輸出船契約減に響き、水準を下げている。5月末の輸出船手持ち工事量は508隻、2235万総トンとなり、総トン数は同7・1%増加した。輸出船契約の減退に対し、手持ち工事は安定した水準を保つ。造船向け厚板需要は22年度は前年度並みの265万トンで、23年度も同水準と予測されている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社