2023年4月17日

2月普通鋼鋼材受注7.9%減 建設不振続く

 日本鉄鋼連盟が17日に発表した用途別受注統計によると、2月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は279万2000トンと前年同月比7・9%減り、18カ月連続減少した。建築の2桁減が続き、そのうち住宅は3割増えたが非住宅は資材高や人手不足などが響き3割減った。国際サプライチェーン混乱の影響で自動車が回復傾向ながら微減、産機と電機は2桁減少した。輸出用は海外の経済活動再開を受け、3・3%増の185万3000トンと3カ月連続増加した。

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