2023年2月28日
北野・鉄連会長会見 23年度見通し 粗鋼微増9000―9500万トン 自動車と中国 動向を注視
日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は27日開催の会見で国内外の需要動向と2023年度の全国粗鋼生産について「半導体など部品供給制約の影響がどう緩和され、自動車生産がどこまで回復するか、それと中国の経済がどこまで復調するか、この2つが注意すべき点と考える。(需要は)底を脱しており、23年度の全国粗鋼生産は9000万―9500万トンの間とみている」と22年度からわずかに増える見通しを示した。
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