2023年2月17日
日本鉄鋼連盟はカーボンニュートラルに向けた高機能鋼材の供給を通じた貢献の新たな定量評価に乗り出した。16日の審議会で、着床式洋上風力発電に対する2030年に向けた貢献の潜在性を二酸化炭素(CO2)排出削減量で年間10万4000トンと公表した。23年度以降は浮体式洋上風力、炭素の回収・貯留(CCS)関連インフラ、水素利用インフラでも定量評価する。従来はハイテンや電磁鋼板など主要鋼材の使用段階の削減貢献として公表してきたが、こうした試算を新たな領域に広げる。



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