2023年2月10日
鉄スクラップ輸出、関東2契 5万3362円、相場に追い風
関東地区の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)は、9日に実施した2月契約分(3月積み)の鉄スクラップ輸出入札で、トン当たり5万3362円(H2、FAS=船側渡し)の平均落札価格を付けた。1月の前回実施より2430円高く、2カ月連続で5万円台に乗った。当日の関東電炉買値を1000―2500円前後上回る。2―3月の国内電炉メーカーの旺盛な生産意欲とアジアからの堅調な引き合いが背景にある。輸出価格に引っ張られて国内相場は上昇する見込みだ。
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